かつしかFM(東京都葛飾区立石)編

今回は東京都葛飾区立石にあるコミュニティFM局「かつしかFM」に訪問しました(2022/1/14訪問)。

周波数78.9MHz、都内で23番目、全国で67番目に開局されたラジオ局で葛飾区役所に隣接しています。

 

 

立石と言えば飲み屋のイメージがあります。イメージ通り立石駅周辺にはたくさんの居酒屋がありどのお店もとても魅力的でした。
かつしかFMは葛飾区の第三セクターである「葛飾エフエム放送株式会社」により、平成9年4月5日開局で今年で25年目とのことです。開局のきっかけは阪神淡路大震災で、地域の防災力の強化が求められ区が旗振りをして、有志の方の出資をもらい設立されました。葛飾区は川の氾濫が怖い地域であるため非常に需要があると感じました。

 

かつしかFMは防災ラジオとして地震や台風などの異常気象などで起きる災害時に活用してもらうため、普段の放送はもちろんのことリポーターが区民の方に取材を行ったり、一般の方にラジオに出演してもらったり、ポスターを駅前に貼るなどの広報活動を行い、区民から認知してもらうための活動をしています。

 

ラジオ局のコンセプトは、隣の家の人が出ているような聞きやすく気楽な放送で、ラジオ好きや親の影響なのでラジオに興味をもってる方に聞いてほしいとのことです。日々誰かの心に刺さる番組を届けたいと思いを語っていただきました。

 

葛飾区役所と連携しており1日2回の行政番組を放送したり60秒CMを1日5回放送したり災害時には通常番組を中断して、葛飾地域に特化した災害や防災情報を発信したりと日常からリスナーの方に行政や防災についての情報を提供しており災害時に区民の方もすぐにラジオで得た情報で行動できるのではないかととても関心しました。

 

かつしかFMのスタッフは局長1人、製作スタッフ2人、営業スタッフ1人、事務スタッフ1人、パーソナリティが20人ほどの計25人ほどで運営しています。パーソナリティの中には防災士の方や和太鼓集団に所属している方やグラフィックデザイナーなどがおり多種多様です。コミュニティFM設立当初はボランティアで出演していただいた方も在籍しているようです!

 

かつしかFMでは災害時すぐに対応できるよう製作スタッフの1人である斎藤さんが局から徒歩10分圏内に住んでおり緊急時にすぐかけつけパーソナリティをすることもあるようです。その他にも、ラジオの重要な機材が浸水時にまもれるよう地面から2メートルの位置に置かれていたり、2メートル以上の浸水時は区役所の屋上に放送できる設備がありそこで対応をするなど、緊急時も区民に情報を届ける準備がしっかりとしてありました。

ラジオの重要な機材の浸水対策

 

かつしかFMには毎日11時に放送されるシェイクアウトという葛飾区いっせい防災行動訓練番組があります。これはリスナーさんひとりひとりが災害時、怪我無く安全に避難できるように、定期的に訓練を行ってほしいという願いから始めたそうです。訓練放送の音声はかつしかFMのホームぺージでも聞くことができるので興味のある方はぜひ聞いてみてください。(https://kfm789.co.jp/shakeout/)

24時間自動音声速報というものもあり、かつしかFMに災害情報が入り次第、24時間自動音声で情報をリスナーの方に届けることができるものです。ラジオだけでなくネットの音声放送やTwitterでも情報を皆さんにお伝えしています。何か異変を感じたらすぐかつしかFMを聞きましょう。

 

広告費用は番組でもCMでも顧客に合わせて組み替えられるようにしており、20秒スポットCMは1本2000円で放送とのことです。

 

かつしかFMの今後の目標はリスナーグループ「かつぼう防災の輪」の人数を増やしたり、よりみなさんが楽しめるコミュニティを作っていきたいとのことでした。

 

かつしかFMの周りにあるお店にはかつしかFMのステッカーが飾ってあるお店が多くとても地域に浸透している局だなと感じました。
様々なお話をお聞かせ頂きありがとうございました。

 

(右:金沢シーサイドFM副社長伊藤大河 右かつしかFM 斎藤浩輝さん)

文責:加藤建太

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です