
今回は、神奈川県横須賀市にある、「FMブルー湘南」を訪れました!(2020/3/24訪問)
周波数は78.5MHz、設立当初のコミュニティFM放送局開局順位は11位です。
横須賀というと、戦艦三笠やドブ板通り、横須賀ブラジャー(ブランデーをジンジャーエールで割った飲み物)発祥の地である若松マーケットなどがあります。食べ物だとネイビーバーガーや海軍カレーが有名ですね。米軍基地が近くにあるおかげかなんだかとってもアメリカンです。なんとドブ板通りでは実際にドル札が使えちゃうとか。もうアメリカです。土地の知名度では流石に横浜には勝てないでしょうが、魅力はたっぷりあります。
「FMブルー湘南」は、そんな横須賀の中央に位置する京急「横須賀中央駅」から改札を出てすぐ左手にある三笠ビル商店街の外側にあります。


駅が近いこともあってかすごい賑わっていました!古本屋や喫茶店などもありゆっくりとした時間を過ごすこともできそうですね。ドブ板通りが近いからか、外国人もたくさんいました。
ここが「FMブルー湘南」の入り口です。すぐ隣で放送している様子を見ることが出来るようです。こういう所には市民との距離の近さを感じます。


湘南ブルーの名の通り、鮮やかな青い看板が目を引きます。隣のカラフルな像さんもステキ
周波数を忘れてもここにくれば一発でわかるのもうれしいですね

中からの景色。局内からも外がよくみえる事がわかります。
「MCのアノ人を一目見てみたい!」という願いを持っている人は足を運んでみてはいかがでしょうか。



音量調整やSEの挿入などはここで行っているそうです。色々な機械がありますね。
今回は、代表取締役社長の富岡浩司さんにお話を伺いました!ありがとうございます!
FMブルー湘南は、地域活性化と、市民の安心安全を目指して作られた放送局とのことです。
まず最初に株式会社を作り、そこで得た資金をもとにFMラジオについて調査、そして総務省からの許可を得た後、開局したそうです。
従業員数は10人で、横須賀市をはじめとし、地元企業、信用金庫、一般企業(約100社)などからの出資からなる一般企業です。
また、市民の安全を守るため、そして安心をしてもらうための災害時の対策、その訓練も欠かさず行っているそうでした。災害情報についても本物の警察の方が直接発信してくれるそうなので信憑性もバッチリですね!
そしてもしここで放送が出来なくなっても大丈夫なように、市役所でも放送が出来るようになっているそうです。また、いつそうなっても良いように役所のアンテナは定期的にチェックしているとのことでした。万が一が起こってもこれで安心ですね!

また、いつ人がラジオを聞いても良いように、深夜帯には音楽を流すなどして、24時間音を途切れさせないようにしているそうです。いつ聞いても何かしらやっているのはありがたいですね。
そして、音楽を流していない時間、つまり番組の時間に放送しているものはすべて生放送だそうです。なのでお便りに対する反応からニュースまで、全部がまさにその瞬間に起きている事ということです。中でもニュースに関しては地域内の様々な情報がすぐに放送されるのは、地域メディアならではの強み、魅力と言えるでしょう。
「耳で聞く広報よこすか」や「マイタウン情報」などの地域の情報を知れる番組や、懐かしの音楽を聞ける「リメンバー・ミュージック♪」など、魅力的な番組が沢山あります。

FMブルー湘南のタイムテーブル(取材当時のもの)
最新版はこちら→ http://yokosukafm.com/timetable/
面白そうな番組がたくさんありますね!放送の内容は50%が生放送とのことなので、先程紹介した地域のニュースなども最新のものばかりです!その様子を見に行ってみるのも良いのではないでしょうか
そんな素敵なラジオ局、FMブルー湘南の放送エリアはこちら。

かなり大きい範囲に配信している事がわかります。沢山の人にラジオを楽しんでもらいたいという気持ちが伝わってきますね。因みに、範囲が3つあるのは、放送電波を飛ばすアンテナが3本あるからで、なるべく広範囲に届くよう山の上に設置しているそうです!
範囲内の方は、是非一度放送を聴いてみてください!
改めまして、FMブルー湘南の皆様、この度は取材に応じて頂き誠にありがとうございました!
FMブルー湘南公式サイト: http://yokosukafm.com
LIVE配信はコチラ

文責:豊田凌平、鈴木凌央
写真:吉本悠人